A:臨床哲学のひとつのあり方は、社会の中で出会った人びとが対話をしながら、共に哲学をする姿に見いだされます。
B:えっ?そもそも哲学ってそういうものじゃない?わざわざ「臨床」なんてつける必要あるの?
C:いや、そんなものは「哲学」ではない。
A:臨床哲学では、哲学者が社会の「現場」に直接赴き、その場所に身を置くことを重視します。
B:そんなの生きていれば普通にすることじゃないの?わざわざそんなことをアピールする必要があるの?
C:哲学者は文献研究こそ取り組むべき。哲学者が「現場」に行ったところで、邪魔でしかないのでは?
臨床哲学の名称問題や、哲学者が社会の「臨床」に赴くことなど、臨床哲学に投げかけられる問いのあれこれについて、応用倫理学者の奥田太郎さんといっしょに考えてみませんか?
プログラム
主催: | 大阪大学倫理学・臨床哲学研究室 |
申込み: | 参加希望者は、Googleフォームからご登録ください。 https://forms.gle/mypjywaRv9JmrYtS6 受付〆切:2023年6月25日(日) |
問い合わせ先: | mariko.konishi@let.osaka-u.ac.jp |