ともに生きるための哲学

臨床哲学の「臨床」とは、
社会の中で人と人とが出会い、悩みながら
「ともに哲学する」場所のことです。

私たちは、社会のある場所で
起きている問題について、
そこで生きているひとりひとりの
「誰」という存在に注意を向けます。
そこでは、関わる私たちが
「誰」であるのかも問われてきます。

臨床哲学は、
こうした具体的な場所や状況に、
わたしたちを置き入れるのです。

研究室のメンバー(院生・コースアシスタント)Members

Members

赤星 優真

臨床哲学

吃音、障害、
コミュニケーション

木村 文

臨床哲学・ジェンダースタディーズ・フェミニズム

道徳について共に考えるということ(教育に潜む「暴力性」を考慮して)、女性のケア

齊藤 如穂

臨床哲学、倫理学、助産学

両親間葛藤、死産、
子どもから観た家族関係について

諏訪 直実

臨床哲学・倫理学

コースアシスタント

田中 太陽

臨床哲学

精神医療、精神科診断、
適応障害

林 栞那

臨床哲学、文学

「語る/語らない」ことの倫理

船橋 憲子

臨床哲学、倫理学

働くこと、対話実践

三原 悠祐

臨床哲学・倫理学

男性学・男性性研究、
ケア論、ケアの倫理

森田 加津世

臨床哲学、障害学

障害のある人の表現活動

山内 優佳

フェミニズム、
ファッションスタディーズ

規範として生きることの苦しみ
(生まれつき痩せ型の女性の生を手がかりにして)

米田 三沙子

臨床哲学・服飾研究

衣服の制作者による
ファッション・モード研究

研究室の紹介About

About

私たちの研究室は、この社会において生き、働き、死にゆくひとびとが直面する障壁や困難について、ともになやみ、ともにかんがえる場としての哲学・倫理学をかかげ、社会の個々の現場においてひとびとともに探究と対話をつづけることができることを目標にしています。

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第17回 臨床哲学フォーラム シリーズ「社会の臨床、そのメチエとエチュード」「シリーズ第2回 社会の臨床と実践の〈メチエ〉」

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近年、心理学、社会学、看護研究、その他のひとにかかわる領域において、質的研究が注目され、数おおくの研究が発表されています。本来、質的調査とは量的な調査と組み合わせておこなわれ、単独で成立するのではなく…

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