哲学や倫理学の理論をもってある具体的な状況に言及するとき、その理論の有用性が示されることもあれば、その理論によって思考の可能性が開かれることもある。
しかし、その具体的な状況を生きている人びとや、その人たちとかかわる人びとから、そのような思考方法そのものが反発を受けることもある。
また、その思考方法の探求に終始するあまり、実在する人びとが単なるネタとして扱われることで、倫理的問題が生じることもあるようにも思われる。
そのような問題と切り離しがたい研究や学問を司る大学とも関わりがあると同時に、人の生を大切にする臨床哲学は制度的にはどのようにあるべきなのか。
本フォーラムでは、理論と接する一面をもつ研究というものが、人の生と接するときの倫理について考える。
プログラム
主催: | 大阪大学倫理学・臨床哲学研究室 |
お申込: | 参加希望の方は、以下のURLからGoogleフォームに移動し、お名前等をご連絡ください(参加希望受付〆切:12月5日(日))。 https://forms.gle/6vw1ZYujJUPVeLdj8 |
※不明点がある方は、大阪大学倫理学・臨床哲学研究室(rinsho@let.osaka-u.ac.jp)と小西(mariko.konishi@let.osaka-u.ac.jp)にご一報ください。